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60歳は、やるでぇ 《久しぶりの我が家》

あぁぁ やっぱり住み慣れた我が家一番!!
白い壁と天井の部屋での入院生活は、誰も望む人はいないだろう。だがこれも人生の一ページとして必要だったのかもしれない。
人生で起きることは、起きる必要があって起きるのであって不必要なことは、起きないと信じる。
今回、入院して出逢った人達を思い出しても、入院しなかったら一生逢う事もなく、言葉を交わすことは、無かったのだ。
脳外科病院だったので脳内の血管、それも髪の毛ほどの血管でも詰まって血液が流れなくなると様々な障害が現れる事を目の当たりして脳の偉大さを改めて実感した。
私は、脳内に出血ていた血を吸い出すだけだったので早く退院できた。
他の患者の多くは脳梗塞での入院が多かった。同じ部屋のUさんは、朝いつものように生活していて、突然、自分の右手が無くなったと言って奥さんに言ったら、奥さんが「ここにあるじゃない」と言われて,見るとあったので安心したと言う話を何度も何度も私に言われるので、その時のショックが相当だったんだなと思う。
結局、局部麻酔が掛かったような状態になって感覚が無くなり、右腕が無くなった感覚になったのだろう。
このように軽い脳梗塞の場合は、点滴によって血液の流れを良くする治療で改善に向かうようだ。Uさんも入院した時、書けなかった自分の名前も少しづつ書けるようになってきたり、歯磨きも少し出来る様になったと言っていた。
他の部屋だが親しく話すようになったSさんは、53歳で最近まで教師をしていた男性で最近辞めたと言っていた。今の教育の問題点などをいろいろ話した。
タバコを異常なほど吸うので「身体に悪いんじゃない」と言ったら「もう治らん病気じゃけぇ」と言って半分やけくその様に吸っていた。
詳しくは聞かなかったが私の推測では、若年性痴呆症ではないかと思う。自分の部屋が分からなくなるのか、よく間違えて私の部屋に入ってくることがあった。私が「ここは違うよ」と言うと怪訝そうな顔をして出て行くが、少ししてまた入ってくることがあった。私が入院した時は、時々だったのだが退院する頃には頻繁に間違えて入ってくるようになった。12日しか経っていないのに・・・
このSさんと話をしていると映画「明日の記憶」をいつも思い出した。若年性アルツハイマー病に侵された男と、ともに喪失を乗り越えようとする妻の夫婦の情愛を描いたものだ。
私は、Sさんに「病気を受け入れて、病気と付き合いながら生きるしかないねぇ」なんて生意気に言ったがSさんのこれからの人生を思うと軽々しく言うべきでなかったように今思う。


映画「明日の記憶」のテーマ曲を聴くと何故か心が落ちついて、癒されて穏やかな気持ちになる。
全ての記憶をなくして、宇宙の果てに吸い込まれていっても、いいような気持ちになる。



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プロフィール

taka

Author:taka
ニックネーム:孝ちゃん
 性 別  :男
 血液型  :O型
 現在地  :広島市

69歳の今も、何にでも興味を持ち、いつも熱き心で青春だ。人生は、成るようになるし、また成るようにしかならん。起きるべきことが起きるから深呼吸してリラックス リラックス。
「明日死ぬと思って生きよ 永遠に生きると思って学べ」を心に。

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