FC2ブログ

一期一写  【宇野千代の生家】

交通誘導警備員としてあちこちの現場に行って道路で旗を振っていると様々な発見があったり、風景が目を楽しませてくれる。今まで全く気が付かなかった物もたくさんある。人間の目って見ているようで見ていないんだなぁ・・・

今回は、山口県岩国市川西の明治が生んだ女流文豪小説家宇野千代の生家の前の現場だった。

201106221610.jpg
 
宇野千代の言葉 「私は生かされている」より 

「私は生きている」という発想から「私は生かされている」という発想に転換するとき、周囲を取り巻く自然の不思議さ、有り難さに気がつくのである。

幸せになるために生きているんじゃない。

今ここにいることそれ自体が奇跡だと気がついた瞬間から、自分は今、"幸せである"と知るんだ。
…………………………………………………………………………………

瀬戸内寂聴さんの『宇野さんの岩国』(古川豊子・著)
            宇野千代生家ホームページより
    http://www.unochiyoseika.com/index.html  

このたび縁あって、作家の瀬戸内寂聴さんが台風14号の被害を案じて、京都新聞に『宇野さんの岩国』と題して書かれているのを読んだ。
 寂聴さんは台風14号が宇野さんのふるさと岩国に大きな被害をもたらしたことを、まるで自分の故郷でもあるかのように胸が痛いほど案じている、とあった。
 また『あのおだやかな風光に包まれていた岩国の山肌が崩れ落ちた見るも無残な様相を新聞やテレビで見ると恐ろしさに慄然としてしまう』とあり、さらに『岩国は県の誇りでもあり、表看板にあたる錦帯橋の橋を越す激流に襲われ、橋げたが二つも流れ去ったという。宇野さんの生家は大丈夫だったろうか』。
 このように瀬戸内寂聴さんが案じて下さる台風14号は、その日錦帯橋周辺を襲い、激しい雨に濁流がなだれ込み、家々に大きな被害をもたらした。
 錦帯橋からほど遠くない私の家でも広報車の避難の呼びかけに焦りと不安を掻き立てられながら、おにぎりや離されない薬など整えていたが、テレビに映し出される錦川の氾濫と、水に浸かった家々の様相に、私の胸中は川西の宇野千代生家へ走っていた。
 川西の宇野千代生家の300坪のもみじの茂る庭は水に浸かった。庭一面を泥水が覆い、庭の中ほどに安置されている佛頭を突き出して、どっぷりと浸かった。
 宇野千代のふるさと岩国を案じて下さる瀬戸内寂聴さんは、これまで岩国へは何度もお見えになり、錦帯橋や宇野千代生家を訪ねられている。
さきおととしも川西の生家を訪れた寂聴さんは、生家の玄関を入るなり、「宇野さん、来ましたよ」と言い、急いで奥座敷へ上がり、庭に面した縁側に立つと辺りを見回して、
 「ああ懐かしいわ、もう何年前になるかしら。あの向こうの垣根あたりにあった柿をもいで、宇野さんに届けて驚かせたのよ」
 目を細めていかにも得意そうに言われる寂聴さんは、まるで子供のような表情でそこに居合わす人たちに話された。この事は今でも寂聴さんの逸話の一つになっているのかと、そのとき胸が熱くなる思いがした。・・・



人気ブログランキングへ
広島ブログ
 出逢いに感謝
ファンタスティック ツリー
プロフィール

taka

Author:taka
ニックネーム:孝ちゃん
 性 別  :男
 血液型  :O型
 現在地  :広島市

69歳の今も、何にでも興味を持ち、いつも熱き心で青春だ。人生は、成るようになるし、また成るようにしかならん。起きるべきことが起きるから深呼吸してリラックス リラックス。
「明日死ぬと思って生きよ 永遠に生きると思って学べ」を心に。

リンク
Tony Bennett, Lady Gaga - Winter Wonderl
Von Trapp Kids All Grown Up! -The Sound
ひろしま協創高校バトン部
  ツイート
カテゴリ
月別アーカイブ