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59歳は、やるでぇ 《二言挨拶》

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警備員として重要な仕事に挨拶がある。作業員が安全に安心してスムースに作業出来るようにしなくてはいけないのだ。通行する人からクレームが付いて作業車が駐車できなくなってはいけないので、そこを通る車だけでなく自転車や歩行者に迷惑を掛けるので「おはようございます」「迷惑をお掛けします」などの声掛けをする。
こちらの声掛けに対して9割近い人から何らかの反応をしてもらえる。車や自転車を運転中の人は、軽く頭を下げたり、片手を挙げてもらえる。歩行者の人は、軽く頭を下げる人や「ごくろうさん」「寒いのに大変ですね」などの労いの言葉を戴くことがある。
また、時々警備の邪魔になるくらい長話をしていく人もある。先日は、87歳のおばあさんが嫁の悪口をタップリ話された。足が痛そうに歩かれていたので「こんにちは」の後二言挨拶のつもりで「足が痛そうで大変ですね」がおばあさんの長話に火がついたのだ。嫁の態度が気に入らないので一人暮らしをしていることとか、あちこちのお寺に行って「ぴんぴんころり」を願っている話等など・・・・
笑顔で反応される人と出逢うと「あぁ この人は、今幸せなんだろうなぁ」と思ったりする。
他方、1割くらいの人で無反応の人がいる。そんな時は、「あぁ この人は、耳が不自由で聞こえんかったんじゃ」と思うようにしている。
最近、駒澤大学野球部元監督・太田 誠氏の随想「二言(にげん)挨拶」を読んで二言挨拶を少しずつ実践している。警備する場所は、一日の内にも数箇所変わるから警備中に出会う人たちは、99.9パーセント二度と会って挨拶を交わすことがない人たちで、本当の一期一会だと思う。
太田氏は、「二言(にげん)挨拶」と言われているが私は、「二言(ふたこと)挨拶」と言っている。


       「二言(にげん)挨拶」

         太田 誠(駒澤大学野球部元監督)

      『致知』2006年3月号より
  http://www.chichi.co.jp/monthly/200603_index.html

私が駒澤大学野球部監督に就任して
間もない頃のことである。

大勢いる部員の中に、こいつはどこか
人と違う挨拶の仕方をするな、という選手がいた。

後に読売ジャイアンツに入団し、
「絶好調男」の愛称で人気者になった中畑清である。

当時の彼は、率直に言って田舎から
そのまま出てきたような垢抜けない顔をしていたが、
声だけは人一倍でかく、
何よりも人懐っこい性格をしていた。

まるで見知らぬ人と会っても平気で話をするし、
お年寄りにも実に自然に声をかける。

言葉というものには、
これくらい「心」が表れていなければ駄目だと感じたのは、
おそらく中畑と出会ってからのことになるだろう。

さて、彼のしていた挨拶とは次のようなものだった。
例えば誰かに「こんにちは」と声をかける。

普通ならこれでお終いだが、
中畑は必ずその後に

「きょうはいい天気ですね」
とか
「おばあちゃん、いつも元気ですね」
といった“もう一言”の挨拶を付け加えるのだ。

私はこれを「二言(にげん)挨拶」と名付け、
普段の挨拶をただの挨拶に終わらせないよう心がけてきた。

この「二言」は、必ずしも言葉である必要はない。
すれ違った相手のために立ち止まっても二言。
手振りや微笑であってもいい。

上級生のほうから
「おはよう。きょうも元気にいこうぜ」
なんて声をかければなおのことよし。

そこに人間同士の心と心の通い合いが生まれてくるのだ


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