FC2ブログ

今日も生かされて

.04

甦れ美しい日本

蘇れ美しい日本 《消防車に敬礼をした小学生》

アルピニスト・野口健さんの話に感動した。感謝の心を行動で表す事が出来る子供がいる素晴らしい日本。良いなぁ!!

            産経ニュースより
忘れられない光景がある。
 宮城県気仙沼。日はどっぷりと暮れ、全国から応援に駆けつけた消防車十数台もその日の業務を終え、宿舎に引き揚げようとしていた。そのときである。
 道ばたから、小学3年生ぐらいの男の子がパーッと飛び出してきた。彼はピンと背筋を伸ばし、帰路につく消防車を見送りながら一台一台に「敬礼」をしたのである。
 後ろで見ていた僕は涙が出そうになった。彼には分かっているのである。「(消防士たちが)自分たちを、町を助けに来てくれた人たちなんだ」と…。

      

 3月下旬に初めて被災地を訪れ、がれきに埋もれた現場に立ったとき、あまりの惨状に僕は言葉がでなかった。こんなひどい状況の中でも生き残った方がいたのは奇跡だと思った。

 消防官、自衛官、警察官…が現場に立ち、朝から晩まで懸命に働いている。時には、命の危険を冒してまで、だ。そんな人たちに対して、現場も知らない大臣が、ひどい言葉を投げつけたと聞く。その大臣にこそ、あの小学生の敬礼を見てほしかった。

 被災地の自治体の首長さんの中には、家族を失ったり、自宅を流された人もいる。だが、自分のことは後回し。被災者の支援、復興の先頭に立ち、「これからの街づくり」について熱っぽく語る人もいた。
彼らにはやはり「おらが愛する街」なのである。それに比べて、政府や国会議員たちはどうだろう? みんながそうだとは言わないが、「わが日本への思い」がなかなか伝わってこない。こんな話がある。

 大震災の翌日、台湾の李登輝元総統は、レスキュー隊の派遣を日本政府に打診した。1999年の台湾の大地震で日本の救援隊がいち早く駆けつけてくれ、多くの支援をもらったことを李登輝さんが感謝し、その恩返しをしたい、と考えていたからである。

 ところが日本側の対応が煮え切らない。こうした震災の救助は時間との闘いである。業を煮やした李登輝さんは日本の了解を待たずにレスキュー隊の派遣を決め、日本のNPO法人と連携して作業にあたった、という。いろんな事情があったのかもしれないが、もし「中国への配慮」があったとすれば、こんなに情けないことはない。

 被災者が生活している避難所へ、支援物資を持っていくと、「私たちはいいから、他の困っている人たちに渡してください」という人がたくさんいた。平時はともかく、こんな非常時にモラルや理性を保つのは大変なことなのに…日本人はすごい、と思った。
 だから被災者の皆さんに「頑張ってください」とは声をかけなかった。もう十分過ぎるほど、被災者は「頑張っている」のである。その代わりに、「あまり、がまんしないでくださいね」。僕はそう言った。

 そして、こんなときでも子供たちは笑顔である。その笑顔に僕は希望を感じた。そして逆に勇気と元気をもらった気がした。         アルピニスト 野口 健



人気ブログランキングへ
広島ブログ


NEXT Entry
素敵な話 《母の大恩》
NEW Topics
学校守衛物語ー100 《桜が咲いた》
学校守衛物語ー99 《記念樹の梅》
学校守衛物語ー98 《高校入試2020》
素敵な話 《やってみなけりゃわからんことだけが楽しい》
学校守衛物語ー97 《中学校入学説明会》

Comment

Trackback

Comment form
 管理者にだけ表示を許可する


 出逢いに感謝

プロフィール

taka

Author:taka
ニックネーム:たかちゃん
 性 別  :男
 血液型  :O型
 現在地  :広島市

69歳の今も、何にでも興味を持ち、いつも熱き心で青春だ。人生は、成るようになるし、また成るようにしかならん。起きるべきことが起きるから深呼吸してリラックス リラックス。
「明日死ぬと思って生きよ 永遠に生きると思って学べ」を心に。



Righteous Brothers - Ghost - Unchained M

Julio Iglesias - Amor

Spanish Eyes - Engelbert Humperdinck

  ツイート


月別アーカイブ


RSSフィード 管理者ページ