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素敵な話 《小さな光の尊さを・・・》

闇が暗ければ暗いほど、小さな光の尊さを感じるという言葉
やっぱり暑さを感じるために寒さを、健康の有り難さを知るために病気を体験することが必要なのかも知れない。嫌だけど・・・
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「闇を背負いなさい」

                佐村河内守(作曲家)

                『致知』2008年11月号
                 特集「挑戦者たち」より

【記者:耳が聞こえなくなったことは、
    ご自分の音楽にどのような影響をもたらしましたか】

闇の中の光、これを発見することができました。

私は光を閉ざした暗い部屋の中で、
激しい発作に繰り返し見舞われました。
しばしばトイレにもたどり着けず、
糞と尿にまみれるのでオムツをして……。

自分はもうなんだか、人間じゃないように思われてきました……。
本当に深い闇に包まれている感じで……。

そんな折に、ご縁をいただいて、
複数の障害のある子たちの施設を訪れる機会があったのです。
そこの子たちは、私が何者かをまったく知りません。

でも、また会いたいって純粋な気持ちで求めてくれるんです。

次はいつ来てくれるのか、何月何日何時何分かまで約束させられて、
感動して、それから通い詰めるようになったんです。

それでも、発作がひどい時はどうしても行けなくなる。
そうしたら、そこはキリスト教系の施設なんですが、
子どもたちは自分のことは構わず、
守さんが元気になりますようにと
朝も昼も晩も祈ってくれているというんです。

施設の方からそれを聞かされた時、
私は闇の底に光を感じたんです。

【記者:あぁ、闇の中に光を】

その時に思ったんです。

闇が暗ければ暗いほど、小さな光の尊さを
感じることができるんだと。

その小さな光というのは、日常の何でもないようなささいな喜びとか、
当たり前と思っているようなことです。

明るい光の中で満たされた毎日を送っていたら、
その小さな光に気づけず、ありがたさも分からない。

地獄の底の暗闇の中をさまよっていたからこそ、
私は初めてその小さな光の尊さに気づくことができたんです。

【記者:暗闇の底にいたからこそ】

ですから私の音楽も、ずっと苦しみが続いて、
ふっとそこに美しいメロディが現れる。
そんなつくり方になっているんです。

先日広島に行って改めて思いました。
原爆が落ちて六十数年というと、
ほんのちょっと前のことだったんだと。
そんなに昔ではない過去に、大勢の人が一瞬にして消えたんです。

ところが、そんな悲惨な体験をした町に
いま住んでいる若者たちは、すべてではないけれども、
平和が当たり前、戦争がないことが当たり前という空気に
浸ってしまっている。

これは本当に怖いことだと私は思います。

私はそういう人たちに言いたいんです。「闇を背負いなさい」と。

【記者:闇を背負う?】

時には原爆資料館に行ってみたり、被爆者の体験を聞いたり、
いろんな本を読んで、世界の飢餓や、戦争のこと、
障害に苦しむ人のことを知ってほしい、理解してほしい。

もちろん苦しいですよ、闇は。
自分から地の底に下りていくのは辛いです。

私みたいな病気とか障害は、当然ないほうがいい。
でも、それを知ることによって、
平和や健康がいかにありがたいことかを理解することが
大事だと思います。

闇を知らなければ、小さな光は見えないし、
その尊さは分からないのです。


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プロフィール

taka

Author:taka
ニックネーム:たか
 性 別  :男
 血液型  :O型
 現在地  :広島市

70歳の今も、何にでも興味を持ち、いつも熱き心で青春だ。人生は、成るようになるし、また成るようにしかならん。起きるべきことが起きるから深呼吸してリラックス リラックス。
「明日死ぬと思って生きよ 永遠に生きると思って学べ」を心に。

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