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in 無題

100歳の詩人 柴田トヨ「くじけないで」

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人生って、何時何処でどの様に展開するか分からないところが楽しいんだよなぁ
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           産経新聞 産経抄より
「びっくりするような性能は必要ない。むしろ、自分でも思いついたかもしれない、と感じさせる方が大切です」。以前にマーケティングの専門家から、ヒット商品についてこんな話を聞いた。101歳の大往生を遂げた柴田トヨさんの詩にも、同じことがいえるだろう。

 ▼90歳をすぎてから、小紙「朝の詩」に投稿を始めた作品には、難しい言葉はひとつも使われていない。題材も、亡くなった母親や息子、お嫁さんのほか、ポットや電話、扇風機など身近な情景が目立つ。私にも書けるかもしれない。そう思って、詩作を始めた人も少なくないはずだ。

 ▼もちろん、トヨさんの詩は、トヨさんにしか書けない。「時は流れない、それは積み重なる」。サントリーの名作コピーのいう通りだ。明治、大正、昭和、平成の1世紀、空襲やイジメ、うらぎり、さびしさから「死のうと思ったこともあった」という。そんな人生が積み重なって、初めて生まれた。

 ▼もうひとつ、処女詩集『くじけないで』が150万部を突破するベストセラーになった理由がある。トヨさんの詩に励まされた人の多くが、友人にも、感動のおすそ分けをしようと、余分に何冊も買い込んだ。小欄の母親もその一人だった。

        
       



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